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大人の学びは経験が大事。「まず、やってみる」 [雑感]

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学びに興味を持つと、大人になってからは何を学ぶかが重要になると考えます。学生時代は、基礎的な学力を広く浅く身につけるために多くの時間を費やしました。そして、高校や大学に進み、専門性を追求するためにさらに勉強をしました。

一度仕事を始めると、経験を積みながら知識を習得し、様々なスキルを身につけていくことができます。現代の人生100年時代においては、学びが非常に重要であると言えます。これは、学生から職業に就いて引退し老後を迎えるまでの人生が100年という時代ではなくなったためです。現在はリカレント教育が求められ、人生の中で何度も学び直すことが必要となっています。また、新しいスキルを身につけることも必要です。そのため、学びに関するコンテンツは非常に人気があり、資格取得や書籍の読書、セミナーやワークショップへの参加などが広く行われています。

私の周りにいる社会人たちも、ほとんどが何かを学ぼうとしています。そして、成功している人たちは、ある共通点を持っていることに気づきました。それは、知識学習よりも「経験」から学んでいることが多いということです。


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例えば、自分が副業をしたいと思ったとします。副業をする際、何がいいかなと考えて、イラストを売りたいと思ったとします。
イラストを書く経験はある程度ありますが、これが売れるのかどうか不安だと感じたとき、まずはイラストを売るためのセミナーやマーケティングの勉強をしようと考えるかもしれません。
しかし、このようなビジネススクールや企業セミナーのような場で学んでも、実際にうまくいくとは限りません。

実際にうまくいっている人たちは、自分でサイトを作り、自分で実際に試してみることから始めます。何が違うのでしょうか。
経験的に言えるのは、まず自分で行動し、経験を積みながら学んでいるということです。
そのため、各分野のルールや決まりに気づきながら、PDCAサイクルを繰り返していくことができます。
失敗しても、気づいたことや良かったことを取り入れ、改善していくことができます。
このスピード感をもって学ぶことで、自分にとって必要な知識を自然に吸収し、成長していくことができます。


また、何かを学びたいと思ったとき、まず資格取得にチャレンジしようと考えたことがありませんか。例えば、不動産の知識を身につけたいと思った場合、まず宅建や簿記の勉強を始めることが考えられます。しかし、実際には、何十万円もかけて資格スクールに入るよりも、安く買える物件を実際に購入してみる方が、最も効率的な学び方だと言えます。

実際に物件を購入することで、資格取得では学べない現実の問題や課題に直面することになります。具体的には、どういうことにお金がかかるのかや、経理・会計処理をどうするか、困ったときに役所のどこに行けばいいのかといった問題に直面することができます。

大人になるにつれて、時間はますます貴重になります。座学的に何かを学ぶことも大切ですが、自分に必要な知識なのかどうかわからないことや、無駄なことまで習得する可能性があるため、逆に時間がかかることもあるかもしれません。

つまり、実践を通じて学ぶことが、最も効率的な学び方であると言えます。自分で行動して問題に直面し、解決していくことで、必要な知識やスキルを自然と身につけることができます。失敗や課題に直面したときには、反省し改善することもできます。このようにPDCAサイクルを繰り返すことで、自分自身を成長させることができます。


今回は、副業を例に話しましたが、大人が学ぶ上での共通点だと思います。まずはやってみて、不足している知識を習得するサイクルを回していくことが必要です。一から十まで誰かに教えてもらって、そこから動こうとすると、限られた人生と時間の中では、学びが身に付きにくいと思います。

大人と子供が違うのは、大人はすでに学習体験を積んでいるということです。小学校、中学校、高校を出て、大学に進学する人が多いため、ある程度の物事をどのように習得し、自分が学ぶ方法を理解しているはずです。

しかし、それでも資格を取りたいと思ったり、誰かが教えてくれるセミナーに参加したいと思う人がいます。これは、やりたいことを実行する前に、完璧を求めてしまう傾向があるためだと思います。まだまだ自分には足りないと感じ、いつまでも学習が身に付かない状態が続くこともあります。

そのハードルを越えるためには、別に頭が悪いというわけではなく、行動に移す覚悟が決まらないだけだと考えます。多くの人は行動に移すことをためらってしまいます。ある程度のことをやっただけで、十分な成果を得た気分になることがあります。

大人は素早くスキルを習得するには、「経験学習」です。「まず、やってみること」です。これが大人が学ぶ際に重要な要素だと感じます。



まとめ

・大人の学習では、まず実際にやってみて、足りない部分を習得するサイクルを回すことが重要。
・1から10まで教えられるよりも、まず実践してから必要な知識を身につけるほうが早い。
・大人は既に学習体験を積んでおり、学び方についてある程度の知識を持っているはず。
・学ぶには行動に移す覚悟が必要で、多くの人がそのハードルを越えられずに学習を諦めてしまう。
・経験学習が大切で、これにより学習スピードを早めることができる。






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