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なぜお金の値段が上がるの?グリードフレーションについてわかりやすく解説 [ファイナンス]

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最近の経済ニュースで、「グリードフレーション」と「グリーンフレーション」という言葉が話題になっています。これらはインフレーション(物価の上がり方)に関係していると言われていますが、少し違和感がありますね。実際には原因ではなく現象でしょう。

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まず、「グリードフレーション」とは、お金の話です。グリード(greed)は強欲を意味します。つまり、お金を稼ぐために、商品の値段をつり上げることで利益を得ようとすることを指しています。例えば、お菓子の材料の値段が上がったからと言って、お菓子の値段をつり上げてお金をたくさん稼ごうとすることです。
しかし、大切なのは、お金を出すのは消費者(商品を買う人)です。消費者が高い値段を受け入れなければ、企業も値段を上げることができません。ですので、値段が上がるのは、消費者が高い値段を払うからなんです。

次に、「グリーンフレーション」です。これはエネルギーの話です。グリーン(green)は環境保全のといった意味合いで使われます。石油や石炭といったエネルギーの生産量が減って、代わりに環境に優しいエネルギーを使おうとすることが増えています。しかし、そうすることでエネルギーの値段が上がってしまうかもしれません。
ただし、他の商品やサービスの値段が上がるかどうかは、人々の購買力や需要の変化に依存します。もし消費者が高いエネルギー価格を支払えずに他の商品を購入しない場合、その他の商品の価格は上昇しません。

だから、大事なのは、インフレーションは単純に一つの原因で起きるものではなく、いろいろな要素や状況が関わっているのです。お金の話もエネルギーの話も、いろいろ考えながらインフレーションを学んでいきましょう。

みんなで経済のことを考えるときは、原因と結果を混同せず、いろいろな要素や関係を考えることが大切です。一つのことだけで結論を出さず、しっかりと考えてみましょう。





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