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危険なゲームの始まり:1回きりの低確率な破滅リスクとは? [ファイナンス]




過去から学び、未来を予測することは容易ではありません。しかし、我々が欲してやまないのは、安全と利益の両立です。今、その二つの要素が一瞬にして絡み合い、危険なゲームが幕を開けようとしているのです。

「1回きりの低確率な破滅リスク」とは、何かと思いますか?それは、微小なリスクを繰り返し冒すことで、驚くべき利益を手に入れるチャンスを追求するというものです。しかしその代償として、破滅の扉がゆっくりと開かれていくのです。

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なぜお金の値段が上がるの?グリードフレーションについてわかりやすく解説 [ファイナンス]



最近の経済ニュースで、「グリードフレーション」と「グリーンフレーション」という言葉が話題になっています。これらはインフレーション(物価の上がり方)に関係していると言われていますが、少し違和感がありますね。実際には原因ではなく現象でしょう。

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まず、「グリードフレーション」とは、お金の話です。グリード(greed)は強欲を意味します。つまり、お金を稼ぐために、商品の値段をつり上げることで利益を得ようとすることを指しています。例えば、お菓子の材料の値段が上がったからと言って、お菓子の値段をつり上げてお金をたくさん稼ごうとすることです。
しかし、大切なのは、お金を出すのは消費者(商品を買う人)です。消費者が高い値段を受け入れなければ、企業も値段を上げることができません。ですので、値段が上がるのは、消費者が高い値段を払うからなんです。

次に、「グリーンフレーション」です。これはエネルギーの話です。グリーン(green)は環境保全のといった意味合いで使われます。石油や石炭といったエネルギーの生産量が減って、代わりに環境に優しいエネルギーを使おうとすることが増えています。しかし、そうすることでエネルギーの値段が上がってしまうかもしれません。
ただし、他の商品やサービスの値段が上がるかどうかは、人々の購買力や需要の変化に依存します。もし消費者が高いエネルギー価格を支払えずに他の商品を購入しない場合、その他の商品の価格は上昇しません。

だから、大事なのは、インフレーションは単純に一つの原因で起きるものではなく、いろいろな要素や状況が関わっているのです。お金の話もエネルギーの話も、いろいろ考えながらインフレーションを学んでいきましょう。

みんなで経済のことを考えるときは、原因と結果を混同せず、いろいろな要素や関係を考えることが大切です。一つのことだけで結論を出さず、しっかりと考えてみましょう。



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阪神タイガースファン以外も注目!株価に現れるプロ野球優勝のアノマリー [ファイナンス]




日経平均株価、阪神タイガースの優勝年には大幅な上昇のアノマリーがあります。阪神タイガースが現在首位を走り、セ・リーグを制した場合、喜ぶのはタイガースファンだけではないのです。

前回の阪神タイガースの優勝は、18年前の2005年でした。その年は小泉総理の時代であり、郵政民営化が実施されました。日経平均はその年に40%以上上昇しました。感動した!!

今年の阪神タイガースは、5月31日時点で首位に立っており、貯金17です。もうお分かりですね?

阪神タイガースがリーグ優勝した1985年、2003年、2005年を振り返ると、日経平均はそれぞれ年間で+14%、+24%、+40%上昇しました。年間の日経平均の騰落率と比較しても、タイガース優勝の年は株価も非常に好調であることがわかります。ご理解いただけましたでしょうか?

6月1日の日経CNBCで話されていたので、それは事実だと思いますが、なんだか信じがたいですね(笑)。そこで、1950年以降の阪神タイガースのセ・リーグ優勝年と日経平均の騰落率を確認しました。


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「マネタイズ可能な能力」を株式投資に当てはめる [ファイナンス]




「マネタイズ」とは、ある対象物や活動を収益化することを指します。具体的には、商品やサービス、知的財産、コンテンツ、情報などを、それを求める顧客や市場に提供することで、収益を得ることを意味します。例えば、自分の得意な技術や知識を生かしてフリーランスのエンジニアやコンサルタントとして働くことも、自分の趣味や特技を活かしたユーチューブチャンネルやブログで広告収入を得ることも、「マネタイズする」と言えます。また、企業が製品やサービスを開発・提供する際に、その需要や市場に合わせて収益を最大化するためにマネタイズの戦略を立てることもあります。

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含み損を抱えたまま放置する?心理的バイアスに陥る株式投資家の心理を考察する [ファイナンス]




株式投資には高いリターンが見込める反面、投資家にとっては潜在的な心理的落とし穴が存在します。例えば、私たち人間は本能的に「損失を回避」しようとするため、含み損を抱えたままにしてしまうことがあります。これは、含み損を確定させることで、現実的な損失を実感することを避けようとするためです。つまり、私たちは「目に見えない損失」を「目に見える損失」よりも避けたがる傾向があるのです。

この記事では、プロスペクト理論を簡単に、わかりやすく解説します。

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相場師・是川銀蔵の成功の秘訣は?リスクと情熱の両立 [ファイナンス]




是川銀蔵は、日本の最後の相場師として知られています。彼の相場哲学は、多くの投資家やトレーダーにとって非常に価値があるものです。以下には、是川銀蔵の相場哲学のいくつかの要素が挙げられます。

1. 日経新聞を見て今後の経済動向を推測し、各企業の業績を読んでいく

是川銀蔵は、相場の動向を正確に予測するために、日経新聞を毎日読んでいました。彼は、世界中の経済情勢に敏感で、特に米国の経済情勢に関心を持っていました。また、各企業の業績にも注意を払い、株価が上がるか下がるかを判断するために、その業績を分析しました。

2. 徹底的に学び、何にでもその核心まで追求する

是川銀蔵は、常に学ぶことを欠かしませんでした。彼は、経済学、会計学、そして相場の技術分析を熟知していました。彼は、情報を収集し、常に自分の知識を深めることで、相場での成功を追求しました。

3. 世間が見向きもしない時に水面下で安い株を拾い集め、育つのを待つ

是川銀蔵は、相場で成功するために、常にリスク管理に気を配っていました。彼は、世間が注目していない銘柄を探し、安い価格で買い付けました。そして、その株価が上がるのを待ち、利益を得ました。彼は、長期的な視野を持ち、焦らずに相場を見極めることができました。

4. 多くの真剣勝負を経験し、勝負勘を養うこと

是川銀蔵は、多くの勝負を経験し、相場での勝負勘を養いました。彼は、自分の直感に従い、素早く決断することができました。そして、失敗を恐れず、失敗から学ぶことができました。彼は、相場の波に乗り、成功を収めました。

以上が、是川銀蔵の相場哲学のいくつかの要素です。


一方で、、、

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満月・新月と株価の関係性を検証する【ストラテジー検証結果公開】 [ファイナンス]




本日5月6日はフラワームーンで、満月です。満月といえば、かつては月の満ち欠けと株価の関係が注目されていましたが、最近は全く使えなくなってしまいました。それでも、トレーディングビューの内蔵インジケーターの「MP(ムーンフェーズ)」で満月や新月のタイミングを表示することができます。つまり、そこからストラテジーを計算することが容易にできそうです。単なるアノマリーに終わらせるのではなく、検証してみましょう。

以前はオープンソースではなかったのですが、いつの間にか公開されていたようです。満月や新月が描画されているため、ストラテジーの計算がすぐにできます。例えば、満月買いや新月売りなどが考えられます。そこで、日経平均にて検証します。1949年6月14日に最初の買いを入れて、以降ドテン売買を繰り返します。

結果は、、、

満月買い、新月売りのストラテジー ALL①
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相場での失敗と成功:失敗から学び、成功を維持する方法 [ファイナンス]




相場における成功と失敗は、投資家にとって常に気になるところです。相場は予測不可能で、成功と失敗が繰り返されることが一般的です。成功すれば、大きな利益が得られるかもしれませんが、失敗すれば資産を失うこともあります。しかし、相場での成功や失敗は、その人自身のアプローチや心構えによって大きく左右されます。この記事では、相場での成功と失敗の一般的な考え方について紹介し、失敗から学び、成長するためのアプローチや、成功を維持するための心構えについても取り上げます。読者の方々には、相場での成功や失敗についての考え方を深め、自分自身の投資アプローチを見直す機会を提供したいと考えています。


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レジェンドの名言に学ぶ株式投資「ウォーレン・バフェット」 [ファイナンス]




「賢明な投資家は人気株と過熱気味の市況を嫌う。多くの場合、話題の株に群がってくる有象無象が、考えられないほどの高値をつけてしまうからだ」(ウォーレン・バフェット)


この引用は、世界的に有名な投資家であるウォーレン・バフェットの投資哲学を表しています。彼は、長期的な視野で投資することを信条とし、人気株や市場全体が過熱している時期には慎重になることを推奨しています。

バフェットは、株式市場が非常に高騰している時期には、多くの投資家が「群がってくる」と指摘しています。つまり、投資家たちは話題の株や人気株に大量に投資をして、その株式価格を押し上げます。しかし、このような市場状況では、株式価格が過剰に評価されている可能性が高く、長期的にはその株式価格が落ち着くことが予想されます。

バフェットは、自分が投資する企業を選ぶときに、その企業が長期的に成功するための優れたビジネスモデルを持っているかどうか、そしてその企業が現在の市場価格よりも割安かどうかを重視します。彼は、過剰に評価された株式に投資することはなく、市場が誤った評価をしている企業の株式を見つけることを目指します。

そのため、バフェットはしばしば「格安株投資家」と呼ばれ、時には「投資の賢人」とも呼ばれています。彼は、過熱した市場で投資をする代わりに、割安な企業に投資することで、将来的に高いリターンを得ることができると信じています。

この哲学は、バフェットが率いるバークシャー・ハサウェイ社の投資戦略にも反映されています。同社は、長期的な視野で優れたビジネスモデルを持つ企業に投資し、その企業の成長を支援することで、持株会社としての成功を収めています。

したがって、この引用は、投資家たちにとって重要なメッセージを伝えています。投資家たちは、常に冷静な判断を行い、長期的な視野で企業の価値を見極めることが重要であるということです。市場全体が過熱している時期には、特に注意して投資を行うことが必要です。



仕手株やIPO、高値圏の人気株を買いそうになったら思い出す言葉です。。
みんな失敗して成長していくんですよね。




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内部留保500兆円の日本企業、やっと還元の時?投資家はこのチャンスを逃すべきではない [ファイナンス]




日本の株式市場において、近年低迷しているPBR(株価純資産倍率)を持つ上場企業に対して、東京証券取引所が改善策を求めていることをご存知でしょうか。

PBRが低い上場企業に対して強力な株主還元策を要求する理由について、膨大な利益剰余金(内部留保)を持つ企業が株主還元策を出しやすいためというのが挙げられます。日本企業は長年にわたって内部留保を貯め込んできたため、その一部を株主に還元することで、株主にとって魅力的な投資先となることができます。

ただし、これは単なる投機ではなく、地味な優良企業の貯蓄の分配を得るチャンスでもあります。つまり、内部留保を持つ企業が株主還元策を出すことで、投資家にとっても企業にとっても双方にとってメリットがあることが示唆されています。東京証券取引所の要請によって、内部留保を持つ企業がより積極的に株主還元策を実行することが期待されています。


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