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頭が良くなる!0秒思考トレーニングの魔法のメモ書き法

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会議での提案や質問において、頭の働きをスムーズにする方法をお伝えします。この記事を通じて、どんな場面でも0秒思考を身につけ、「考える力」を鍛えていきましょう。
今回はマッキンゼーで長年活躍した赤羽裕二さんが提案する「0秒思考 頭が良くなる世界シンプルなトレーニング」をご紹介します。

まず、ご紹介したいポイントは3つあります。1つ目は「即断即決」です。聞かれた質問に対して即座に答えることは、その場での自信や決断力を示す重要な要素です。質問された際には、「質問はありませんか?」と聞かれたとしても、黙り込んでしまったり、時間が過ぎるのを待つのではなく、自信を持って適切な質問を返すことが求められます。

2つ目のポイントは「愚痴や悪口をメモに書きなぐれ」です。愚痴や悪口は、思考を停滞させる要因となります。0秒思考を実践するには、心の中で相手や状況を批判するのではなく、建設的な視点や解決策を考えることが大切です。頭の中をクリアにし、前向きな思考を持つことで、素早い意思決定やアイデアの出し方が身につきます。

3つ目のポイントは、「0秒思考を身につける魔法のメモ書き」です。質問やアイデアをスムーズに出すためには、頭の中で考えるだけではなく、具体的なメモ書きを活用することが重要です。会議やプレゼンテーションの場で、自信を持って意見を述べるためには、メモを使って自分の考えを整理しましょう。メモを活用することで、0秒思考を身につける一歩となります。

まとめると、本記事では0秒思考頭が良くなる世界シンプルなトレーニングについて紹介しました。即断即決という考え方や愚痴や悪口の回避、そして魔法のメモ書きを活用する方法など、よりスムーズな意思疎通を実現するためのポイントを解説しました。是非、これらのトレーニングを取り入れて、頭の働きを向上させてください。


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成功者の条件:即断即決できる人になるために必要な要素とは?

もしもあなたが冒頭で説明したように、黙って時間が過ぎるのを待つタイプの人であるとしても、将来的には成長の可能性を秘めています。成功している経営者や講演家は、質問に対してすぐに答えるだけでなく、判断力が速く、迷いなく決断できる特徴を持っています。即断即決は成功者の条件と言っても過言ではありません。

即断即決できる人とできない人には2つの差があると言われています。まず、1つ目は訓練が足りていないことです。例えば、新入社員の研修ではビジネスマンとしての書類の書き方や礼儀作法を学ぶ機会がありますが、瞬時に情報を把握し、問題点を整理し、解決策を考える訓練はされていないのです。学校でも深く考えたり短時間に考える機会はほとんど与えられません。早く漢字を書くことや時間内に正確に計算することに重点が置かれる一方で、思考の速さや深さを鍛える機会はほとんどありません。そのため、即断即決が苦手だから難しいと避ける人が圧倒的に多いのです。

次に、2つ目の要素は生産性が足りていないことです。働き方改革が叫ばれる昨今、残業をしない、テレワークを導入するなど、働くスタイルは変わってきました。しかし、中身はどうでしょうか?やることが増える一方で、結局は仕事を家に持ち帰り、作業を行う場所を変えただけで、仕事をする時間は変わらないことが多いのではないでしょうか。企画書や報告書の作成を効率よく行う方法や、メールのやり取りを減らし、時間をかけずにメールを送る方法を追求するなど、デスクワークに対する生産性を上げる概念が足りないのが問題なのです。多くの書類やメールに集中するため、瞬時に深く考える仕事に必要なエネルギーを単純作業に費やしてしまう人が多いと予想されます。

即断即決には、さらにもう一つ欠かせない要素があります。それは心穏やかな状態を保ち、頭を高速回転できるようにしておくことです。例えば、会議で提案した後に質問が出てしまった場合、的確な答えを述べることができなくなってしまいます。しかし、質問が来ても大丈夫で、落ち着いていれば相手が求める回答を用意できるはずです。言葉を発せず、その場をしのごうとするのは心の状態が安定していない証拠です。感情的にまくし立てて話し、相手に何も言えない状態を作ろうとする人や、最初から無気力で何も話さない人など、様々なパターンが考えられます。しかし、これらのケースでは、周りの人があの人のようになりたいと憧れるような存在とは程遠いのです。心穏やかに自分の考えを率直に述べるためには、やはりトレーニングが必要です。

残念ながら、学校でも会社でも瞬時に思考を深めるトレーニングは行われていません。そこで、本書で提案されているのが1日10分のメモ書きなのです。これについては、後ほど詳しく説明しますので、最後までお付き合いください。


愚痴や悪口をメモに書きなぐれ

愚痴や悪口を言ってはいけないという言葉をよく耳にします。確かに、人の悪口や同僚や上司に対する愚痴を言う飲み会に参加することは時間の無駄であると言われます。短期的にはストレスの解消になるかもしれませんが、決して気持ちの良いものではありません。また、Twitterのタイムラインでも愚痴や悪口を無くさなければならないと書かれていることが多いと思います。

しかし、この愚痴や悪口は実は効果的に使う方法が存在します。結論から言うと、愚痴や悪口は思考を瞬時に深めるための抜群の要素なのです。なぜなら、それが出てきやすいからです。ネガティブな発言は避けるという発想を逆転させて、思い切って外に出してみてください。人を傷つけるような言葉はメモという形で紙に書きなぐってしまえば、実は2つのメリットがあります。

まず、メリットその1は、愚痴や悪口は言葉として出てきやすいということです。A4用紙に、あなたが思ったマイナスの感情や嫌な人に対する思いを書き綴ってみてください。思いっきり嫌な言葉を紙の上に登場させることができます。悪口のスペシャリストになるつもりで、鉛筆を走らせてみてください。罪悪感を持つ必要はありません。なぜなら、そのメモは誰にも見せないからです。思いのたけを書き出してみてください。数分後には、「あれ、自分にはこんなにたくさんの言葉が生み出せるんだ」と感動を覚えることでしょう。

そして、メリットその2は、マイナスの感情を消すことができるという点です。愚痴や悪口などのマイナス感情は、残念ながらしまっておいても消えません。ふとした時に嫌なことを思い出して心が沈んでしまうことはありませんか?失敗を思い出したり、誰かに取られた冷たい態度が蘇ったりします。マイナス感情は心の平穏を阻害する悪玉菌なのです。ですから、さっさと紙に出して書き出してしまいましょう。

このように、愚痴や悪口は人に向かって言うには価値を持ちませんが、あなたの思考を深め、瞬時に言葉として表現するには適しています。せっかくなので、上手に使ってみてください。そして、しばらくしてからそのメモをもう一度見直してみてください。おそらく、ひどい言葉が書かれていることに気づくでしょう。「自分はこんなひどいことを思ってたんだ。やっぱり悪口を言ってはいけないよな」という気持ちが生まれ、人に対して使おうという気持ちがなくなってくるでしょう。そして、気分がスッキリする言葉が瞬時に生まれてくるのです。

これらの2つのメリットだけのために、愚痴や悪口を使ってみてください。ただし、絶対に面と向かって言ったり、メモを他人に見せたりすることは避けてください。


ゼロ秒思考を身につける魔法のメモ書き

最後に、実際にメモの書き方についてお話ししていきたいと思います。我々人間には瞬時に判断し思考を深める能力が備わっているんです。人類は昔、狩猟で生活を成り立たせていました。獲物に出会ったら戦うのか逃げるのか、それとも仲間を呼ぶのか、命がけの場面で迷ってる暇ってないですよね。何もしなければ命を落としてしまう状況で、瞬時にアクションを考え、メリットやデメリットを比較し行動するDNAが流れているんです。今は平和で恵まれた環境に変化したため、その能力を閉じ込めているだけとも言えます。その負担をもう一度開けるきっかけになるのが、これから紹介するメモ書きです。

本書でおすすめしている書き方は、A4サイズの紙にテーマを決めて、4行から6行、各行は30字程度以内に書くというやり方です。超シンプルですが、超効果的なのを私は保証します。ただただテーマを決めて書きなぐってみてください。きれいに書かなくても伝わる文言じゃなくてもいいんです。テーマを何にするかは自由ですが、いきなり自分でテーマを決めると言われても難しいと思いますので、まずはおすすめのテーマとして先ほど紹介した「悪口」テイストになるようなものを用意してみてください。例えば、「なぜあの上司は僕に悪態をつくのか」「どうして私の企画は会議で取り上げられなかったのか」「私の意見に反対した〇〇さんは今どんな気持ちでいるのか」「腹が立つなぜ今日の妻はあんなに僕を怒らせる言い方をするのか」などです。

この辺りから取り組んでみるといいと思います。まずは3日間、それがクリアできたら10日間、3週間と続けてみてください。すると、自分の中に変化が起きてくるんです。字を書くのはペンを持っている手ですが、手を動かす前に頭の中に言葉が浮かんでくるようになるんです。例えば、「腹立つなぜ今日の妻はあんなに僕を怒らせる言い方をするのか」というテーマでメモを書いたとき、最初に「ムカつく」「言い返してやりたい」「ぶん殴ってやりたい」「大声で叫びたい」「むしゃくしゃした」と吐き出してください。少し気持ちが落ち着きます。すると、妻の行動に対して冷静に理由が考えられるようになるんです。今日仕事で嫌なことがあったんじゃないのかな、私が帰宅する前に子供たちとトラブルがあったんじゃないのかな、知らないふりして子供に学校の様子を聞いてみるのがいいんじゃないかな、私が家事を全くしなかったから怒ってるのかな、といった具体的な答えが思い浮かぶことによって、自分の行動が決まってきます。外れたら別の方法を試せばいい。仕事や日常生活でも大いに役立つことなんですよね。

メモを繰り返すことで時間がかからなくなり、仮説の精度は上がっていきます。精度が上がれば成功確率が上がるので、何事も自主的に取り組めるようになるんです。でも、書くことは自分が行動するきっかけになるのです。使わなくなったA4の紙と子供が使って短くなった鉛筆が、あなたの成長の原点になるとも言えるのです。そのうち、メモを書くことにワクワクするようになると思います。これを書けばきっとうまくいくということがわかれば、いつのまにかメモは最大の武器になり、あなたの会社の最高の武器になると思います。そして、書いたメモを大事に保管してください。メモがたまっていくほど、あなたの瞬時に深く考える思考力は鍛えられていきます。メモの枚数がメモの厚みが、あなたの成長を教えてくれるので、髪の厚みができた分だけ、あなたの人間力にも厚みが出るというわけです。これが、本日話した問題を全て解決する「0秒思考」のメモ思考術です。ぜひ一緒に実践して、できる社会人になっていきましょう。







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