SSブログ

金融業界でAI活用が急増! JPモルガンのIndexGPTに続き注目される [テクノロジー]

スポンサーリンク






金融業界でのAIの活用が進んでいるという話題が注目を集めています。特に、JPモルガンが開発中と噂される投資アシスタント『IndexGPT』をはじめとするAIの導入が話題となっています。

ドイツ銀行では、富裕層顧客のポートフォリオ調査にAIを活用しています。AIの力を借りることで、より効率的かつ正確な調査が可能になり、顧客の投資パフォーマンス向上に寄与しています。

INGグループは、債務不履行の可能性のある借り手を特定するためにAIを活用しています。大量のデータを分析し、リスクの高い借り手を早期に発見することで、貸付リスクを軽減しています。

_93854787-acc4-4c5c-b48e-0c8f975c80ce.jpg



JPモルガンは、既に積極的にAI関連の求人を募集しており、金融業界でのAI活用に力を入れています。実際、金融業界での求人の約40%がAI関連のものであり、AIを活用することで日々の作業から複雑な分析やリスクモデリングまでをより効率的かつ迅速に行いたいというニーズが高まっています。特に投資先の決定は大量のデータに依存し、複雑なため、AIの活用が急務とされています。

また、JPモルガンは今年の2月から4月にかけて、合計3651人のAI関連のポジションを募集しています。さらに、投資家が特定の株式銘柄を選択するのを助けるChatGPT類似のサービスに関する特許も申請しています。

他の銀行でもAIの活用が進んでいます。ドイツ銀行では、顧客に適したファンドや債券、株式を選定するためにAIを活用しています。ウェルズ・ファーゴも顧客支援ツールの構築にAIを活用しており、顧客のニーズに応じた効果的なサービスを提供しています。

BNPパリバでは、チャットボットを使った顧客対応や資金洗浄の発見にAIを活用しています。ソシエテ・ジェネラルも独自のシステムを利用して不正行為の検出にAIを活用しています。

さらに、金融業界約500社へのアンケート調査によると、既に63%の企業がAIを活用しており、そのうち半数以上が顧客体験向上のためにAIを使用していることが明らかになりました。金融業界はAIの活用に対して非常に意欲的であることがわかります。

一方で、AI固有のリスクにも対応する必要があります。銀行には不確かな情報に基づいて取引しないという義務がありますが、AIが真実ではない情報をもっともらしく生成してしまう「幻覚(ハルシネーション)」のようなリスクも存在します。そのため、金融業界ではAIの活用に際して、リスク管理やセキュリティ対策を十分に考慮する必要があります。

金融業界がAIを活用することで、より効率的で正確な業務が実現される一方、AI固有のリスクに対応するための慎重な取り組みも求められています。今後ますますAIの活用が進み、金融業界の変革を促すことが期待されています。

(参考)
JPモルガン、ChatGptのようなAIサービスを開発中ー報道
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-25/RV8IDGT0G1KW01

JPモルガンに後れを取るな-世界の銀行がAI活用競い合う
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-06-01/RVJYPUDWX2PS01





スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。