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書き方のノウハウを教えられて、書くことが嫌いになりました [reading]

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書く習慣です。この本は、タイトルの通り書くことが題材となっていますが、単なる書き方のノウハウが書かれた本とは全く異なります。むしろ、そんなことに気を使いすぎて文章を書くことが嫌いになってしまう人に寄り添ってくれる本なのです。
世の中には文章力に関する本がたくさん出回っていますが、私はこの本こそ多くの人に読んでほしいし、書くことが好きになるきっかけとなる書籍だと確信しています。




文章が書けないという心理的なブロックを取り除き、自己表現を楽しもう。

SNSなどで自分の考えや経験を発信することに躊躇したり、自己表現にブレーキをかけてしまうことはあるかもしれません。そこでは他の人からの批判や非難を受ける可能性があります。この恐れから、自分の意見を控えたり、中立的な立場を取ることがあります。

多くの人がSNSで役立つ情報や有益な内容を発信しようと考えている中で、自分の話や思いを書くことが自己満足であると感じてしまう場合もあります。また、自分語りをした結果、冷たい言葉や批判が飛んできた経験がある方もいるでしょう。

しかし、私は自己表現や自分語りが自己満足であることに何の問題もないと思っています。書くことは娯楽であり、自分自身が楽しむためのものであるという考えです。自由に表現し、自分がハッピーなことや思ったことを書くことは大切です。自分語りがおかしいと感じるのであれば、エッセイやジャーナリズムが売れることはないでしょうし、個人の経験や思考見解が書かれたエッセイや事例は興味深く価値があるものとなります。

文章を書くことに難しさを感じている場合、まずは自己満足で自由に自己表現を楽しんでみることをおすすめします。文章術や文法に縛られず、自分自身の言葉で思いを伝えることが重要です。人間味あふれる言葉が人々に響くものであり、読む側も楽しめると思います。

自分自身が楽しむために書くことは、自己表現の一環であり、他人にも受け入れられるものです。心理的なブロックを取り除き、自己表現を楽しむことで、書くことが面白くなり、読む側も人間味あふれる文章を楽しめるようになるでしょう。ぜひ自由な思考と感情を込めて、自己表現をしてみてください。

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書くことは自己理解につながる

文章を書くことは、時間が経つにつれて自分を客観的に見ることができるような、味わい深い材料になると言えます。

例えば、友人が10年以上も日記をつけている場合を考えてみましょう。彼は最近、1年前に書いた日記を振り返りました。すると、当時の自分の悩みが書かれていました。その悩みは既に解決しているものだったのですが、彼は次の日のページでその悩みをどのように解決したのかが書かれていることに気づきました。

このように、過去の自分が書いた文章は、悩みの解決方法をリアルに教えてくれる存在となり得ます。ですから、現在抱えている悩みやモヤモヤを書くことで解決することができ、その原因も突き止めることができるのです。自分の正直な思いを文章に吐き出すことは、他の人に相談するよりも自己理解が進む手段だと言えます。

さらに、相談相手がいなくても書くことで過去の自分が相談相手になることができます。自分自身で根本的な原因を追求し、解決することができるのは非常に強力なことです。自分の文章を振り返ることによって、本当の自分の姿を見出すことができるでしょう。また、他人からのアドバイスよりも、自分自身の言葉による納得感は格段に高くなるものです。

自由な文章を書いて俯瞰することで、自己理解が深まると言いましたが、文章はあなたが眠っている間でも一人で歩き出し、他者の理解も可能になるものです。たとえば、自分が会社につらい思いをしていたけれども新しい仕事を見つけて思い切って退職したという話を書いた場合を考えてみましょう。それをインターネット上に投稿すれば、世の中の人々がアクセスして読むことができます。沖縄県に住んでいる人が、仕事に悩んでいるときにあなたの退職自分語りを読んで共感し、自分も勇気を持ってやりたいことにチャレンジしようと思うかもしれません。これによって、あなたがその場にいなくても、あなたの文章が他人の心情に寄り添った存在となるのです。文章を通じて、自分自身が満たされるだけでなく、誰かの心の拠り所や理解者になることもできるのが書くことの真の魅力です。

また、書くことにはほとんどリスクがないとも言えます。高額なお金や時間を必要とせず、ノートとペン、あるいは無料のメモアプリなどを使って手軽に始めることができます。ですから、書くか書かないかという選択が重要です。ぜひこの機会に、あなたも書くことにチャレンジしてみてください。自己理解の深まりや他者との共感を得ることができるでしょう。

この本を通じて、書くことに対する新たな視点やアプローチを得ることができるでしょう。ぜひ多くの人に読んでほしいし、書くことが好きになるきっかけとなる一冊です。







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